【こねこ】子猫を拾った!まず何をすればいい!?【仔猫】
仔猫を拾った!
まず何をするべきでしょうか?
寒い時期なら保温してあげましょう。
体が濡れていたらタオルなどで拭いて、暖かい部屋に入れてあげましょう。
ペットボトルに40度くらいのお湯を入れてそばに置いてあげると保温になります。
このとき、体にノミなどが付いている可能性があります。
もしもすぐに動物病院に連れて行ってあげられない場合は、寝室などに入れるのはやめておいたほうがいいです。
また、感染症を持っている場合も考えられますので、先住猫がいる場合は隔離しておきましょう。
大きめのダンボールやサークルを使って、毛布やタオルを敷いてあげましょう。
大きめのタッパーに、猫砂か無ければ新聞紙を千切ったものを入れます。
簡易的なトイレになります。
水とごはんを置いておきます。
警戒して口にしないかもしれません。
触れるようなら首の後ろをつまんでみてください。手を離して皮膚がすぐに戻れば良いですが、戻らない場合は脱水や貧血を起こしている可能性があります。
夜間診療している動物病院があれば連れて行ってあげてください。
仔猫の場合は食べやすい、柔らかいウェットフードが良いでしょう。
また、目が開いてない、体重が400グラムほどの場合は離乳前の可能性があります。
猫用のミルクを与えましょう。
牛乳は絶対にあげないでください。
警察署や保健所に迷い猫の届けが来てないか確認しましょう。
さて、保護したねこを動物病院へ連れていきましょう。
このとき、うんちがあったら袋に入れて持っていきましょう。
寄生虫の検査をしてもらいます。
健康診断をしてもらいます。
後にワクチンや去勢手術、避妊手術などお世話になることになります。かかりつけの動物病院を作っておきましょう。
仔猫の大きさにも寄りますが、血液検査が必要です。
FIV(猫エイズ)と、FeLV(猫白血病)の検査です。
野良猫はケンカや交尾で、または親猫から感染していることがあります。
血液さえ採れれば結果はその日のうちに出ます。
FIVもFeLVもワクチンで防ぐことができます。陰性だった場合はワクチン接種をしておくと万が一脱走したときなどに感染を防ぐことができます。
お腹に寄生虫がいる場合、駆虫薬が処方されます。
その後、去勢、避妊手術の相談をしましょう。
費用が心配なら遠慮なく獣医師に相談しましょう。
とりあえず最初は初診料込みで2万円ほど用意しておけばいいと思いますよ。
手術費用は去勢手術の場合約2万円、避妊手術は3万円くらいと覚えておくと良いです。
動物病院によって手術の際に必要な検査が違いますので費用は前後します。
事前に確認しておきましょう。
以上、動物看護師からの情報でした。